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2020/2/6 社員に聞いた 社員に聞いた vol.5 ~何事も前向きに吸収する~

 

第4回目のインタビューを終えて担当者Xは吹っ切れていた。

色々考えすぎずに楽しみながらお話を聞けば良いのです( *• ̀ω•́ )b グッ☆

5回目は大木友希技師に声をかけ、様々な話を聞きました。

 

 

自分を客観的に見てくれる人を信じよう

 

 

19歳の大木技師。自分のことについて語るのは初めてだそうです。

 

それでは早速質問です。この業界を目指した理由を教えて下さい。

工業高校の土木科に在籍し、具体的に進学か就職を考えたのは高校2年生の頃でした。当時の先生と話をした時に「コンサルタントに向いているのではないか」と言われてから建設コンサルタント会社への就職が選択肢の1つになりました。

 

イズム・グリーンを知ったのはどのタイミングだったのですか?

3年生になった時には「建設コンサルタント会社に就職したい」と決まっていたので、資料室に求人票を見に行くと、イズム・グリーンの求人を見つけました。他にも何社かあったので、色々見比べてゆっくり決めようと思いました。

 

イズム・グリーンへの決め手はなんだったのでしょうか?

親とも相談して、働きやすい、環境の良いところにしようと思いました。イズム・グリーンは社屋がとても綺麗で、福利厚生が整っていると感じたし、給与も納得できました。

 

社会人になってからは驚きの連続だった

 

働く前と後で印象の違いはありましたか?

働く前は、建設コンサルタント会社に就職しようと決めていたものの、業務内容があまりよくわかっていなくて、正直何をやっている会社なのかわかりませんでした。実際働いてみると、何をやっているかはわかったのですが、学校で習っていない事がとても多くて驚きました。例えば、「基準点」は習っていましたが、基準点にも種類があって、4級基準点という言葉は初めて知りました。単語としては知っているけれど、その具体的な内容についてはきちんと理解していなかったんだな、と思いました。実際に業務に携わる中で1つひとつ理解して、知識として自分に蓄えられていく時に達成感を感じます。 

 

 ここは違うなぁということが他にもありそうですがどうでしょう?

測量機器の話になるのですが、高校では主にセオドライトとレベルがメインの機器だったので、トータルステーションで測量をした時は驚きました。これは高校に感謝しているのですが、基礎をしっかりと学んでいたおかげで技術の進化を感じることができました。

 

なるほど。逆に、就職前に学んでおきたかった事はありますか?

そうですね…成果表や点の記などの実物を見ておきたかったです。1つの成果品から学べることはたくさんあると思います。でも、成果品一式となると、個人情報も取り扱いますし色々な方面から考えると難しいのかな、とも思うので、見れる範囲で見ておきたかったな、と思います。

 

個人情報が載っている資料を見ながら1つ1つ丁寧に確認作業を行っていく。
「これは見せられない、と今は理解できます」

 

 

先輩方の背中を見つめながら楽しく成長し続ける

 

就職してもうすぐ1年が経ちます。この1年でとても成長したと思うのですが、現在の感想を喜怒哀楽で表現するとどうなりますか?

7~8割は楽しいです。今まで知らなかったことを勉強している時が楽しいです。そして、できなかった事が少しずつできるようになるのが嬉しいです。今は数値チェックをしている時がすごく楽しいです。最初はただ数字が並んでいるだけで、よく意味がわからなかったのですが、色々教えていただいて、数値の意味を理解して、どこを見てチェックをしていくのか、少しずつわかってきました。残りの2~3割は作業量が多くて大変かな、と思いますが、楽しいが勝っているのであまり気になりません。

 

印象に残っている現場はありますか?

災害の現場なんですけど、東川町にある倉沼川です。昔の平面図を見て川の形がだいぶ変わっているんだな、と思いました。測量士補試験では、作業工程の順番を覚えなくてはいけなくて、勉強していた当時はただ暗記をしていただけでした。覚えた作業工程の通りに仕事が進んでいくので、測量士補試験の内容は本当に基礎というか、仕事で使うので大事だな、というのを実感した現場です。また、現場での作業内容も本当にたくさんあるのですが、先輩方の動きが早くて、ついていくのがギリギリでした。どこの現場でもそうなのですが、先輩方が率先して動いていて、色々考えながら行動していて、忙しい中でも今やっていることを優しく教えてくれたりもして本当にすごいなと思っています。

 

母校での出前授業では”わかりやすく伝える”ように心がけたそうです

 

皆さん逞しいですよね。親より年上の先輩もたくさんいますけど、正直ジェネレーションギャップを感じる事はないですか?

あまり気にならないですね。僕は少し人見知りなところがあって、慣れてくると話ができるのですが、最初から話ができるタイプではないんです。でも、親睦会の行事では毎回席が違うので、あまり仕事が一緒にならない方や幅広い年代の方とも色々な話ができて楽しいです。自分にたくさん話しかけてくれて、楽しませてくれているんだな、と感じていますし、とても勉強になります。その中で良いコミュニケーションのとり方を学んで、職場体験学習や出前授業のような学生たちと話をする場面や他社との協力行事の時など、様々な場面で良いコミュニケーションをとっていきたいと思っています。そして、将来的には発注者さんとの打合せ協議や地権者さんとの対応でも積極的に話ができるようになりたいと思っています。

 

未来へ向かって挑戦し続ける

 

とても素晴らしい目標ですね。他になにか目標はありますか?

まずはミスを無くす、0にしたいです。意外と自分ではミスに気付いていなくて、先輩に言われてミスに気付くことが多いんです。

 

それから、自分に実力をつけて、先輩方に聞く機会を減らしたいです。まだまだ知らない事がたくさんあるので勉強していきたいと思います。

 

あとは、測量士の資格を取得することです。とても難しい試験ですが、なるべく早く取得して、先輩方みたいに自分で考えて仕事ができるようになりたいです。

 

たくさん目標があって、楽しみですね。

それでは最後の質問になります。もし、就職を決めた頃の自分に出会ったとしたら、どんな言葉をかけますか?

 

「もうちょっと色々なところに行くと良いよ」です。小さい時はよくどこかに連れて行ってもらっていたけど、大きくなったらだんだん出かけなくなってきて…旭川以外のことをあんまり知らなかったんだな、と思います。現場に行くとなった時に、何も知らなくて色々調べることが多く、位置図を見て初めてその場所を知ることがほとんどです。中には聞いたことのない地名や読めない地名もあったりするので、高校の時にもうちょっと出かけておけばよかったな、と思いました。今からでも遅くない思って、休日には家族と出かけたりしています。運転免許をとった事が大きいのですが、日によっては遠出もします。まだ行ったことのない場所がたくさんあるので色々なところに行ってみたいです。

 

まず北海道内のことを知りたいですね、と笑顔で話す大木技師。

 

今日はお互いに楽しく話ができたような気がする( ´∀`)b
やはり自然体が一番いいのかもしれないなぁ

 

-担当者Xは調子に乗り出した-

 

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