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2019/2/19 社員に聞いた 社員に聞いた vol.0 ~プロローグ~

これは特集を組むことになった経緯を
あたかもそれっぽく書いた記事である。
みなさんの脳内で何らかのBGMを流しながら気楽に読んでいただきたい。
 ※だいたい半分くらいフィクションです

それは夏の終わりの事だった。
空がいささか高くなったように感じるが
時折吹き込む風はまだ生温く肌にまとわりつく。
少し休憩したら?と太陽がそっと隠れる。
前夜から凍らせたスポーツドリンクがちょうど飲み頃だ。
火照った身体に水分と塩分を補給すると気持ちがスッとする。
「「さて終わらせますか」」
冷静ながら熱気を帯びた声が打合せ無しに重なる。
休憩は終わりよ、とタイミングが良すぎる再登場に何故か癒やされ
作業スピードが丁寧さを残しながら少しだけ上がった。

一方、日中の社内は閑散としていた。
冷房が効いた室内は少し肌寒くも感じる。
カタカタ タン カチッ カチッ カタカタ タン
(今日もよく響くなぁ・・・)
おもむろに膝掛けを取り出しほうじ茶を飲む。
入れたては熱々だがそれは1時間前の話である。
その生温さが有り難いことに程よく胃からあたためてくれた。
少し目を休ませようと視線を遠くにずらす。
窓の向こうを見たはずなのにサブ画面と同じ青一色の景色にため息が出た。
そのまま目を閉じて1回ぐるりと首を回し、ミシミシ言わせて再び前を向く。
(帰ってくるまでに終わらせますか)
カタカタカタカタ タン タタン
少しだけテンポアップしたリズムが奏でられた。


夕方…といってもまだ空は青いのだが、社内が少し賑やかになる。
「お世話になってま「どうもお世話になっ「お世話になってます」
帰社した社員がまず見るのは自席のメモである。
気付けば電話回線はフル稼働で、お世話の混雑は帰宅ラッシュのよう…
 戻りました
  お疲れ様です、例の件終わってます
 後で確認しておきます、ありがとうございます
  それからHPの件なんですけど…
 構成からレイアウトまでだいぶ変わりましたからね
  はい、その事で相談したい事がありまして
 それではそうですね…5いや…10分ください
  わかりました
ほんの一瞬とはいえ喧噪に花を添えたと思っていたが
社内は落ち着きを取り戻していたようだ。
「わたくしイズム・グリーンの○○と申します。△△さんお願いします。」
先輩の声がしっかりと聞こえる。渋滞はすっかり解消されていた。

お待たせしました。相談というのは何でしょうか?
 はい…構成を大幅に変更したことで全体的にかなり見やすくなりました
 ですが、生の声を発信する場所がブログだけになっています
 レイアウトもとても良いと思うので、このままの形で進めつつ…
 現場の声を届ける何か良い案がないかな、と思いまして
そうなんですよね…元々は「先輩方の声」があったんですけどね
文章作成するにもこれだけ業務が立て込むと中々頼みにくいんですよ
 みなさん毎日朝から現場ですものね…
いやそうなんですよ…こう「書く」って正直ハードルが高いです
 想いを込めると余計時間かけたくなりますよね
やるなら中途半端な事は書きたくないしなぁ…
 真剣な話を書かずに表現する…しゃべる?
確かに「書く」よりは「話す」方が時間もかからないし良いですね
 ということは…インタビュー形式ですかね?
やっていただけます?
 まぁ…やれと言われれば?
じゃぁ……やって(笑)
 わかりました(苦笑)

こうしてなんだか先輩に誘導されたように担当者に決まった後輩X。
「せっかくだからシリーズ化して特集にしてしまいましょう」
その場の勢いで発せられた言葉はもう戻ってこない。
このシリーズがまさかあんな事になろうとは
今はまだ誰も知る由がないのである。

続く

 

いよいよブログの目玉企画である特集が始動します
果たして記念すべき1回目は誰なのか?
次回更新は…えっ?今週中?「vol.1」こうご期待!

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