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2022/2/3 その他 IML Track6 Fly Me To The Moon

 

 

風は見えなくても風車は回る

音楽は見えなくても心に響く

J.S.バッハ

 

 

 

 

 

Track6 Fly Me To The Moon

 

「Fly Me to the Moon」は、1954年にバード・ハワードによって作曲された楽曲で、日本語では「私を月に連れて行って」といった意味になります。

歌手ケイ・バラードによって初めてレコーディングされて以来、現在に至るまで様々なアレンジ・カヴァーをされています。ジャズにおいてもスウィングやボサノヴァのアレンジで、ジャムセッションなどでよく演奏されるスタンダード曲となっています。

原曲は現在よく耳にするアレンジとは異なり、4分の3拍子で曲名も「In other Word」という楽曲でした。1956年のアメリカ人歌手ジョニー・マティスのレコーディングの際に初めて「Fly Me to the Moon」という名前が使われ、徐々にその名前が浸透していったようです。

1960年代といえば、アメリカ合衆国がアポロ計画の真っ只中にあり、本当に『月に連れて行って貰える』のは「非常に近くまで迫っている、近未来の出来事」でした。そのため本作「Fly Me to the Moon」は一種の時代のテーマソングのように扱われ、大ヒットにつながりました。なんと、アポロ10号・11号にも積み込まれ、人類が月に持ち込んだ最初の曲となりました。

フランク・シナトラさんのカバ-が有名ですが、今回はダイアナ・クラールさんの演奏をご紹介します。

 

 

女性ジャズ・ピアニスト、歌手 カナダ出身 ダイアナ・クラール(Diana Krall)
1964年11月16日生誕


ダイアナ・クラールはカナダのナナイモ(ブリティッシュコロンビア州)に住む音楽一家に生まれ、4歳でピアノを習い始める。幼い頃に家族と一緒にバンクーバーに転居、高校の小さなジャズバンドで活動を始めた。15歳の時、ナナイモのレストランでピアノ演奏を始める。
1981年、17歳になってからはバンクーバー・インターナショナル・ジャズ・フェスティバルの奨学金を得て、ボストンにあるバークリー音楽大学に入学、卒業した。
1990年代以降に最も成功したジャズ歌手の一人で、1999年から5度のグラミー賞を獲得した。夫はミュージシャン エルヴィス・コステロ。

 

 

 

 

 ダイアナ・クラールカルテットの、ラスベガスでのパフォーマンスの模様です。この曲がジャズだってことを知らしめてくれる演奏です。同じ曲も歌い手によって様々に変化する…これぞ名曲と思い知らされます。

艶のある低音ボイス、貫禄があって、でもエレガントでロマンチックでもあるんです。高い声を張り上げるわけでもなく、がなるわけでもなく、 黒っぽくはあるんだけれど意外とあっさりした感じもあって、その中にも力強さもある…もちろん演奏は一流で、そして美人。天は二物も三物も与えるんだなぁ~

大人の時間におすすめの1曲です☕

 

 

 

 

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