平素は格別のご愛顧賜わり、厚くお礼申し上げます。
誠に勝手ながら、弊社では下記日程を
今月のノー残業デーとさせていただきます。
18日(水)
27日(金)
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ご理解のほどよろしくお願いいたします。
-NO.1にならなくてもいい
もともと特別なOnlyone-
♫豆知識のコーナー♪
季節ごとの行事やお祝いの日に食べる特別な料理を「行事食」といいます。
日本には、古くから季節の節目などに旬の食材を使った料理を神様にお供えし、作物の豊作や家族の健康、幸運を願う文化がありました。
また、神社などで行われる催事の後には、「直会(なおらい)」と呼ばれる食事会が実施されます。直会では「神様と同じものを食べることでご加護を得られる」という考えから、神様へのお供え物を参列者同士で分けて食べるのが習わしとなっています。
このように、日本では行事(催事)と食事が強く結びついており、現在も行事食を楽しむ風習が広く残っているのです。
〇9月の行事食は月見団子
秋の始まりである9月になると「食欲の秋」・「読書の秋」・「スポーツの秋」などの「〇〇の秋」というフレーズをよく耳にしますね。
みなさんは9月といえばどんなものを想像しますか?9月は月が美しく見られる季節だとされていて、
美しい月を観賞する「十五夜」はこの時期のイベントとして有名です。
今月の記事では「十五夜」に関する行事食を取り上げていきます。
〇十五夜ってどんな行事?
十五夜とは、1年で最も美しいとされている「中秋の名月」を眺めながら、作物の収穫などに感謝する行事です。
初秋は台風や秋雨の日々が続きますが、中秋には大陸の乾燥した冷たい空気が流れ込むため、秋晴れに恵まれ大気の澄んだ季節となり、
月がとても美しく見えます。そこで、上流社会で観月の宴を催し、風雅に月をめでていましたが、
のちに作物の収穫祭と結びつき「お月見」と呼ばれ、人々は豊かな実りの象徴として十五夜を観賞し、お供え物をして感謝や祈りを捧げるようになりました。
〇お月見は何をする日?
お月見はきれいな月をただ眺めるだけでなく、それと一緒に月に見立てた食べ物や収穫物をお供えするという風習もあります。
ススキを飾る
ススキは、月の神様をお招きするための「依り代(よりしろ)」として、稲穂の代わりに形の似ているため、
お供えされるようになりました。
ススキは切り口が鋭いことから、災いや邪気を遠ざける効果があるといわれています。
そのため、庭や水田に吊るす風習もあるそうです。ススキを飾る花瓶は、口が細いものが良いとされていています。ススキは秋の七草であるため、他の七草と合わせるのも良いとされています。
月見団子を食べる
月見団子は諸説ありますが、中国のお菓子である月餅を真似して作られたとされています。
丸い形が満月を連想させ、縁起が良く、月に収穫の感謝を表していると言われています。
関東は丸いプレーンの団子で、関西ではお餅にあんを巻き付けた里芋型の団子が伝統のスタイルだと言われているそうです。
十五夜にちなんで15個
1年に満月がある回数の12個(うるう年は13個)
十五夜の一の位をとって5個
個数は様々ですが、一般的に15個の団子をピラミッド型に積んでお供えをするそうです。
お供え物をする
十五夜は別名「芋名月(いもめいげつ)」ともいわれています。
お月見は「収穫を祝う」行事でもあります。その時期に収穫した里芋やさつまいも、栗など旬の野菜や果物をお供えします。
〇月の模様といえば?
日本では慈悲の心の象徴とされているウサギが月でもちつきをしていると言われますが、
なにに見えるかは国によって違いがあるそうです。
韓国では日本同様ウサギに見えるそうですが、中国の一部では大きなはさみを持った「カニ」、インドでは「ワニ」など様々です。
月を眺めながらなにに見えるか話してみるのも楽しいかもしれません。
また、雲などで中秋の名月が隠れて見えないことを「無月(むげつ)」、雨が降ると「雨月(うげつ)」と呼んで、それも風情ととらえ、楽しい一時を過ごしました。
✩月見〇〇✩
卵黄を満月に、卵白を月にかかる雲に見立てた料理のことで、うどんやそばから始まり、ハンバーガーやパイ、フォカッチャやだいふく等にまで増えたくさんの「月見〇〇」があります。
十五夜のいろいろいかがでしたでしょうか。
「お月見」をする十五夜は、1年で最も月が美しい日だと言われています。
ススキや月見団子をお供えしてお月見をしたり、仕事帰りに月を眺めたり、月見〇〇を食べたりするのも良いのではないでしょうか。(^^)/