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2024/11/18 お知らせその他 11月ノー残業デーのお知らせ

 

平素は格別のご愛顧賜わり、厚くお礼申し上げます。

誠に勝手ながら、弊社では下記日程を
今月のノー残業デーとさせていただきます。

20日(水

29日(金)

終業時間は17時30分となっております。

ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 -NO.1にならなくてもいい
 もともと特別なOnlyone-

 

♫豆知識のコーナー♪

 

季節ごとの行事やお祝いの日に食べる特別な料理を「行事食」といいます。
日本には、古くから季節の節目などに旬の食材を使った料理を神様にお供えし、作物の豊作や家族の健康、幸運を願う文化がありました。
また、神社などで行われる催事の後には、「直会(なおらい)」と呼ばれる食事会が実施されます。直会では「神様と同じものを食べることでご加護を得られる」という考えから、神様へのお供え物を参列者同士で分けて食べるのが習わしとなっています。
このように、日本では行事(催事)と食事が強く結びついており、現在も行事食を楽しむ風習が広く残っているのです。

 

〇11月の行事食は「千歳飴」

冬に向けてぐっと寒さが増し、今年も残すところあと2か月となりました。11月には昔から日本にある伝統行事「七五三」があります。
今月は子供の成長を祝う行事「七五三」に関する行事食を取り上げていきます。

 

「七五三」って?

七五三の由来は平安時代の頃に行われていた3つの儀式が元になっているそうです。昔は現代に比べて子どもの死亡率が非常に高かったため「7歳までは神の子」とされていました。子どもが無事に育つことは大きな喜びであり、3歳、5歳、7歳の節目に成長を神様に感謝し、お祝いをしたことが七五三の由来とされております。やがて江戸時代に現在の七五三の原型として広まり、明治時代に現在の形になったとされています。

3歳・5歳・7歳とした理由は、暦が中国から伝わった際に奇数は縁起がいいとされていたためで、「3歳で言葉を理解するようになり、5歳で知恵がつき、7歳で乳歯が生え代わる」という子どもの成長の節目の歳だとされているからだそうです。

 

 

〇七五三の由来となった3つの儀式って?

七五三は地域によって独自に発展した部分があり少しずつ違いがあるほか、女の子と男の子でお祝いする年齢も異なるようです。

3歳の女の子・男の子「髪置きの儀」
平安時代の頃は男女ともに生後7日目に頭髪を剃り、3歳頃まで坊主で育てる風習がありました。これは頭を清潔に保つことで病気の予防になり、将来健康な髪が生えてくると信じられていたためです。3歳の春を迎える頃に「髪置きの儀」を行っていたと言われています。「髪置きの儀」は長寿を祈願するために、白髪をイメージした白糸や綿白髪を頭上に置いて祝ったとも伝えられているそうです。

5歳の男の子「袴着(はかまぎ)の儀」
平安時代には5~7歳の頃に当時の正装である袴を初めて身に着ける「袴着の儀」を行っていました。この儀式を経て男の子は少年の仲間入りをし、羽織袴を身に着けたとされています。当初は男女ともに行っていた儀式でしたが、江戸時代頃に男の子のみの儀式となりました。この儀式は天下取りの意味を持つ碁盤の上に吉方向を向いて立ち、縁起がいいとされている左足から袴を履きます。またこの儀式では、四方の敵に勝つという願いを込めて、冠をかぶって四方の神を拝んだとも言われています。

7歳の女の子「帯解(おびとき)の儀」
鎌倉時代、着物を着る際に使っていた付け紐をとり、帯を初めて締める成長の儀式が行われていました。これが室町時代に「帯解の儀」として制定され、この帯解きを経て女性として一人前になった証だとされていたそうです。当初は男女ともに9歳で行われていたとされています。その後、江戸時代に男の子は5歳で「袴着の儀」を、女の子は7歳で「帯解の儀」を行う形へ変わっていきました。

 

 

〇「七五三」といえば千歳飴

七五三のお祝いに欠かせないお菓子といえばやっぱり千歳飴!なぜ、七五三で千歳飴が食べられるようになったのでしょうか。「千歳」という言葉には「千年」「長い年月」の意味があります。また、千歳あめの細長い形や、引っ張るとどこまでも伸びることから「細く長く」「長寿」が連想され、「細く長く粘り強く、いつまでも長生きしてほしい」という意味が込められています。従来は、縁起の良い紅白の飴をセットで包装するのが一般的でしたが、飴作りの技術が発展した現在は、伝統的な千歳飴のほか、絵柄付きのものやカラフルな千歳飴も多くあります。千歳飴の形状は長さ1メートル以内、直径1.5センチメートル以内と決まっているそうです。

 

 

〇千歳飴の由来

千歳飴の起源は江戸時代にまでさかのぼると言われています。当時は砂糖が貴重であったため甘くて美味しい千歳飴はとても喜ばれたそうです。千歳飴の発祥については諸説ありますが、今回は2つの説を取り上げます。

浅草の「千年飴」
浅草の飴売り七兵衛(しちびょうえ)が、棒状で紅白の飴を「千年飴」と名付けて売り始めたという説です。「千年」という言葉や、おめでたい紅白の見た目から「長生きできる」「健康でいられる」と評判になったそうです。

大阪の「千歳飴(せんざいあめ)」
大坂で商売をしていた平野甚右衛門(ひらのじんえもん)が、江戸の境内で飴を売り始めたのが始まりと言われています。この頃千歳飴は「せんざいあめ」と呼ばれており、「長い千歳飴を食べると長生きできる」の売り文句で話題を集めたようです。その後、同じ漢字のまま読み方を変えて「ちとせあめ」になったと言われています。

 

 

「七五三」に関する由来はいかがでしたでしょうか。「七五三」は子どもの成長をお祝いするだけでなく、今までの成長を振り返る大切な記念日ともされています。節目である七五三参りの機会に、家族で普段とは違う素敵な思い出を作る事はもちろん、「最近食べてないなぁ」という方も、行事食の1つとして千歳飴を手に取ってみるのも良いのではないでしょうか(^^♪

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