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18日(水)
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-NO.1にならなくてもいい
もともと特別なOnlyone-
♫豆知識のコーナー♪
季節ごとの行事やお祝いの日に食べる特別な料理を「行事食」といいます。
日本には、古くから季節の節目などに旬の食材を使った料理を神様にお供えし、作物の豊作や家族の健康、幸運を願う文化がありました。
また、神社などで行われる催事の後には、「直会(なおらい)」と呼ばれる食事会が実施されます。直会では「神様と同じものを食べることでご加護を得られる」という考えから、神様へのお供え物を参列者同士で分けて食べるのが習わしとなっています。
このように、日本では行事(催事)と食事が強く結びついており、現在も行事食を楽しむ風習が広く残っているのです。
(記事内容は主にWikipediaを参照しています)
〇12月の行事食は「年越しそば」
12月はクリスマスやイルミネーション、年末の大掃除や大晦日などたくさんのイベント・行事があります。
今月は1年を飾る最後の日「大晦日」に関する行事食を取り上げていきます。
〇「大晦日」って?
大晦日とは1年の最終日にあたる12月31日のことをいいます。旧暦では毎月の最終日を「晦日(みそか)」といい、
1年で最後の晦日であり、最も大事な日である12月末日を「大晦日」と呼ぶようになりました。
大晦日の行事は、平安時代から行われていたとされていて、「歳神様(としがみさま)」を祀るための準備が行われていたそうです。
歳神様
歳神様とは、元日に各家庭を訪ねて新年の幸運と稲の豊かな実りをもたらしてくれる、穀物神のことをいいます。
〇大晦日に関する風習
昔は、日々の生活と稲作の収穫量が密接につながっていたことから、歳神様をお迎えする元旦に向けた準備が非常に重要でした。
現在の大晦日は、1年の節目として迎える意味合いが強くなっているものの、昔からの風習や慣習は引き継がれています。
大掃除をする
大掃除は、平安時代に行われていた「煤払い(すすはらい)」が由来とされています。昔は部屋の中で火鉢などを使って火を焚いて生活していたため、年末に天井や柱などに溜まった煤を払っていました。この「煤払い」は、部屋をきれいにするという意味だけでなく、悪い霊や厄を落とし、歳神様をお迎えするために清潔にするというような神事(しんじ)の意味合いを持ったものでもありました。大晦日当日は神様をお迎えすることから、大掃除を控えたほうがいい日だとされています。大晦日にはゆったりとした気持ちで歳神様をお迎えしましょうという意味合いがあるそうです。
お風呂にゆっくり入る
大晦日に入るお風呂のことを「年の湯」または「除夜の湯」と呼びます。現在、お風呂は毎日入るものと思われていますが、昔はそうではありませんでした。お風呂に入ること自体、特別な行為だったのです。「年の湯」は、身体の汚れを落とすだけでなく、厄を落としの意味もあるそうです。
除夜の鐘
大晦日の夜から元日にかけて、寺院が撞(つ)く鐘のことをいいます。仏教では人に108の煩悩があり、除夜の鐘を1回つくごとに煩悩を1つずつ祓(はら)うとされています。この鐘は正式には、仏教の仏具である「梵鐘(ぼんしょう)」といい、この鐘の音には、人々の迷いや苦しみを断ち切る力があるといわれているようです。
〇「大晦日」の食べ物といえば?
1年を締めくくる大晦日の夜、みなさんはどんな料理を食べますか?大晦日の料理といえば「年越しそば」ではないでしょうか。
年越しそばの歴史は古く、江戸時代の中期には習慣として定着していたそうです。大晦日にそばを食べる理由として、「長い麵を食べることで長寿を祝う」、「細くて切れやすいことから、1年の厄を断ち切る」という考えがあったそうです。また、そばと一緒に食べられる薬味のネギにも「疲れを労(ねぎら)う」、「祈(ね)ぐ=祈る」という2つの意味があり、1年の頑張りを労うとともに新年の幸せを祈る」という願いが込められているそうです。1年分の災いを断ち切るという意味では、午前0時の日付が変わる前に食べ終えると良いそうです。年越しそばは様々な呼び名があります。
大晦日の夜に行う行事を年取り行事と呼ぶことから「年取りそば」
大晦日の別称から「大年そば」
1年の最後の月末ということから「大晦日(おおつごもり)そば」
他にも地方によって、寿命そば、運気そば、年切りそば等と呼ばれているそうです。
今月の記事は「大晦日」のいろいろについて取り上げました。今年も残すところ約2週間となりました。
新年に向けて準備を進めたり、1年を振り返ってみたりするのも良いのではないでしょうか(^^)/