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誠に勝手ながら、弊社では下記日程を
今月のノー残業デーとさせていただきます。
16日(水)
終業時間は17時30分となっております。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
-NO.1にならなくてもいい
もともと特別なOnlyone-
♫豆知識のコーナー♪
満月:月の全面が輝いてまんまるく見える現象。そのまんまるい月。
かつて電気もなかった時代、満月の明るさは特別で、私たちには想像もできないくらい華やいだものだったことでしょう。
日本では、数え切れないほどいる多くの神様を「八百万の神」と例えていますが、
『三貴神』と呼ばれる三大神様の一人が「月読命(つくよみのみこと)」という月の神様です。
月はただの天体ではなく、自然の象徴、神々との繋がり、生活の一部として、古くから人々に寄り添い、
暮らしに彩りを与えてきたのです。
日本では月を愛する文化から、月齢ごとに細かく名前が付けられています。
アメリカの先住民族は、農業や漁業、狩猟の目安として季節を把握するために各月の満月に名前をつけたとされています。
今年度の豆知識のコーナーは、世界各地で愛される月の中でも「満月」をテーマにしました。
各月の満月に少しだけ詳しくなって、月に1回空を見上げてみませんか?
4月の満月は「ピンクムーン」
☾ピンクムーン(Pink Moon)の由来
4月の満月は、「ピンクムーン」と呼ばれています。実際に月がピンクになるというわけではありません。北アメリカはフロックスの主な原産地であり、このフロックスの花の色が由来だとされています。フロックスとは、ハナシノブ科の多年草のことで1つの茎に小さい花がたくさん集まり、扇状に咲くことが特徴です。ピンクや紅色、白などの花を咲かせるキキョウナデシコやシバザクラなど、フロックスの種類は約60種以上もあると言われています。春になりこれらが開花する花の色から、「ピンクムーン」と名付けられたとされているそうです。
2025年のピンクムーンは、4月13日(日)9時22分頃、西の空で満月を迎えます。また、2025年の4月の満月は「マイクロムーン」になるといわれています。通常の満月に比べ、5.1%ほど小さく、11%程度暗く見えるそうです。
☾ピンクムーンの時期に見ることのできる天体現象
春の夜空には、ピンクムーンだけでなく、さまざまな星座を見ることができます。
☆こと座流星群
4月22日(火)の22時頃に、こと座流星群が極大を迎えます。こと座流星群は東の空、こと座とペルセウス座の間くらいの位置で、
観測条件が良ければ、1時間に18個ほどの流星を見ることができるそうです。
☆水星
2025年は3月に続き、4月も水星が見られるかもしれないと言われています。4月22日(火)の明け方頃、太陽から見て水星が最も離れた位置にある「最大離角」となり、東の低空に観測できるチャンスだそうです。水星は地球と同じ太陽系の惑星で、最も太陽に近い位置を公転しています。見かけ上も太陽に近いことから、普段は観測が難しい星ですが、3月に続き、4月も見ることができるかもしれません。
☾4月に観測できる星座は?
ピンクムーンが見られる4月には以下のような星座も一緒に見ることができます。
うしかい座
猟犬をひきつれて熊を追っていく男の姿に見える春の星座です。オレンジ色の1等星「アークトゥルス」が目印です。
アークトゥルスを頂点に2等星と3等星で描かれた大きなネクタイのような形をしたのがうしかい座です。
おおぐま座
おおぐま座はほとんど1年間観察できる星座です。大きなクマの形をした春の星座で、古くから時間や季節を知ったり、
北極星を見つけたりするための大切な星座とされているそうです。クマの腰から尾にかけては、
7つの星がひしゃくやスプーンのような形に並んでいる北斗七星からなっています。
おとめ座
手に麦の穂を持つ女神を表した春の星座です。青白い色の1等星の「スピカ」が目印です。スピカは麦の穂という意味だそうです。同じ春の星であるうしかい座の「アークトゥルス」とペアで「夫婦星」や「真珠星」という呼び方もあるそうです。
しし座
ライオンの姿をした形で、わかりやすい星座といわれているそうです。
獅子(しし)の前足には1等星のレグルス、尻尾には2等星のデネボラが輝いています。
☆彡うしかい座の「アークトゥルス」と、おとめ座の「スピカ」、しし座の「デネボラ」を結んでできる三角形を「春の大三角」と呼びます。