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2019/11/5 社員に聞いた 社員に聞いた vol.4 ~イズム・グリーンのムードメーカー~

 

第3回目のインタビューを終えて担当者Xは悩んでいた。

(;´∀`).。oO(そもそも合いの手とは…
( ꒪д꒪ ).。oO(大きなリアクションもわざとらしくなってしまう…
(。-`ω´-)うーん一体どうしたら…

 

唸ってますけど大丈夫ですか?何かお困りですか?

すみません声に出ていましたか。実は斯々然々でして…

普段通りでいいんじゃないですか?
僕だったら普通に話せるんじゃないですか?

そう言ってくださったのは三上昌介設計第一課長でした。

第4回目は三上課長に色々な話を伺います。

 

持って生まれた性格が、コンサルタントに出会わせてくれた

 

今日はよろしくお願いします。
早速質問ですが、どうしてこの業界に入ろうと思ったのですか?

 

これを話すには、まず僕の性格を話す必要があるのかな、と思います。僕は昔から自分で視野を狭めてしまうところがあるんです。これだ!って思うと他の可能性を探ろうとせずに、決めつけで進んでいくところがあります。

 

(´-`).。oO(そんな風に感じたことは無いですけども…続けてください

 

緩急のある話し方と仕草、そして笑顔で楽しく話を盛り上げていく三上課長

 

高校時代、大学を探す時って、道民だったらまず道内道外か、というところがスタートですよね。僕は北海道が好きだったので道内しか考えられなかったんです、これも決めつけの一種なんですけども。それで、僕は当時数学が割と得意だと自惚れていたので、理系の大学に進学しようと思いました。そして北見工業大学を知ります。それからは、他の進学先を探さなかったんです。実は親の転勤で北見に住んでいたことがあって、友達もいるし、親戚もいるし、北見って良い街なんですよね。そんなことで、僕は決めつけで楽観的に北見工業大学に進みました。

 

なるほど…今のところ、この業界に入りたいという動機が全く見当たりません。

 

ここからですよ(笑)大学での学部は”土木開発工学科”というところにいたんですが、そこで先輩方の就職先リストを見つけます。僕はそれを見て「コンサルタント会社に進んでいる人が多い」ということを知り、興味を持ちます。

 

・・・もしかして

 

そこで僕は思うのです。

 

僕もコンサルタント会社に就職するかな~と。

(ノ∀`)やっぱり

 

2年生の夏休みに、実家のある旭川市内の某コンサルタント会社で1週間インターンシップで勉強をさせていただきました。ありがたいことに外業も内業も経験させていただけて、この事が実際に業界に入る大きなきっかけとなりました。

 

困っている誰かの役に立つために日々努力を重ねている

 

実際に経験してみて仕事の魅力がわかった、ということでしょうか?

 

そうですね。設計の魅力って、なかなか一言では言えないんですけども…

設計って、要領や基準にそって設計しても、同じ現場でも100人設計者がいたら100人同じ設計とはならないんです。発注者側の考え、受注者側の考え‥その考えの中で、意見をぶつけ合いながら一つの方向を見出していきます。その時に自分の考えについて裏付けをとっていくわけです。たとえば、他の事例でこういう風にしてうまくいっているとか、こういう事も考慮するとこっちの方がベストですよ、とか。そうやって自分の考えを発注者に伝えて、「確かにそうだね」と納得してもらえたときには達成感があります。人によってやり方が違う、たくさん正解がある中で自分の考えを人に納得してもらえるように説明するというのは貴重な経験です。そういう事って仕事に限らず人生で大事ですよね。

 

人生…確かに子どもの教育方針とか家庭内ルールとか、意見のぶつけ合い、話し合いって大切ですよね。一番印象に残っている業務はなんですか?

 

公園設計です、住宅街の中にある「近所の公園」って感じの公園なんですけども。僕にとっては初めての公園設計だったので本当にたくさんの方に相談をしたり勉強をしながら設計をしました。

 

ワークショップという、地域住民の方と話し合いをしながら設計を進めていくんですけども、例えば「出入り口に駐輪場を作って欲しい」とか「水飲み場と時計を作って欲しい」とか色んな要望がありますよね。その意見の取りまとめ役をした上で最終案を設計するんです。地域住民の皆さんがいっぱい集まってきて、本当にたくさんの案を出してくれて、そこで話し合いをして、折衷案だったり、みんなが納得した上で公園に設置するものを決めていくんです。そうして計画段階から住民の皆さんに参加してもらうことによって、公園に対して愛着を持ってもらえるんです。ちなみに、今の遊具は遊んでいて落下する可能性があるものの下にはゴムマットをひいたりして安全にも配慮しています。僕たちが小さいころ遊んでいた公園とはちょっと違いますよ。

 

この業務は社内研修会で発表をしました。発表に向けて業務を振り返る中で、改めてたくさんの方に支えられて業務を終えることができた事への感謝や、地域住民の皆さんの役に立てたことが嬉しかったと感じました。

 

たくさんの人の想いがつまった公園は今も変わらず地域に愛されている

 

それは、やりがいにもつながっていますか?

 

これは、どんな仕事にも言えることだと思うのですが、「人のため」「誰かの生活がよくなるため」に仕事は存在しているんだと思っています。例えば点検業務もなんですけども、生活の安全を担う仕事をしているという誇りはあります。直接誰かにお礼を言われるわけではないんですけれども、その地域の方々の安全を担っているんです。また、最近では特になんですが、災害復旧業務に携わることが多いので、被災現場に行ったときに「うちの畑が川の流れでどんどん削れちゃって困ってるんだ」というのを直接聞いたこともあります。そこを設計して工事が完了したときに、あの人の役に立ったのかな~と考えるとやりがいがあります。

 

社会人になってからの様々な経験が自分の性格をも変えていく

 

お話を伺っていると、決めつけで進んだ人生という感じが全然しないというか、最初からコンサルで働きたかったように感じます。

 

実はですね、僕は学生時代、就職したら楽しいことなんてあまり無いだろうな~って思ってたんです。将来に対してあまり夢を持っていない人でした。そして、元々僕は目立ちたくないっていうタイプなんです。でも、この仕事って、自分の意見を自信持って出さないといけないですよね。そのために色々な可能性を考えたり、裏付けをとったり…視野を狭めている場合ではないんです。それに、仕事でも嬉しいことや楽しいことはたくさんありました。自分がこうだ、と思っていたことに対して様々な経験を積むことで「違うよ」「そんなことないよ」と教えてもらったような気がします。この仕事って終わりが無いじゃないですか。「ここまでできれば大丈夫」っていうのはなくて、日々ステップアップというか、各々で自分の知識や経験を積み重ねながら常に目標を持ってやっていきたいと思います。

 

三上課長は今日も誰かの生活が良くなるように、と心を込めて仕事をしている

 

一番嬉しかったことってなんですか?

 

僕は入社して12年目になるんですけども、時には多忙な時期もあって、夜遅くまで残業して、なんとか工期内に間に合わせるぞ、というところで、頑張って、頑張って、なんとか工期に間に合った…その時に上司から「お疲れ様だったな~」という言葉をかけられたんです。仕事の開放感と、自分の頑張りを見ていてくれたという思いで、とても嬉しかったのを覚えています。なので、自分も将来はそういう人間になりたいな、と思うし、そうなっていかないとな、とも思います。

 

それでは最後の質問になります。もし、学生時代の自分に出会ったとして、「これだけはやっておいたらいいよ」と声をかけるとしたら、どんな言葉をかけますか?

 

模範解答としては「一生懸命勉強しなさい」だと思うんですけど、ただ漠然と自分に勉強しろって言っても当時の僕は絶対にきかないので、「就職後の自分を想像してごらん」ですね。目的なく講義を受けていても楽しくないし、身につかないですよね。「こういう仕事につきたいから、こういう事を知っといた方がいいな」とか「こういう事を知っておけば別の事にも応用できるんじゃないかな?」っていうのがその時にあれば、もっと楽しく真面目に講義を受けられたと思うし、より視野が広がったと思うんですよ。それが…当時の僕は絶望的に足りなかったですからねぇ~勉強も仕事もそうですけど、同じことをするなら楽しくやりたいじゃないですか。眉間にシワを寄せて、うなり声を出しながら仕事をするよりは楽しい方が絶対にいいです。もちろん、悩むことだってたくさんあります。でも、悩んだとしても自分のモチベーションを保ちながらやりがいをもって目標に向かっていきたいですね。

 

 

 

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 今日は素敵な話をたくさん聞かせていただきありがとうございました。

こちらこそありがとうございました。もう唸らなくても大丈夫ですか?

お陰様で少し見えてきました。

それは良かったです。

 

 

唸り声を聞かれたから声をかけてくださったのか(・・;)
まだまだ勉強が足りないなぁ

 

-担当者Xは深く反省した-

 

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