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2020/3/4 お知らせ 【新技術】3Dレーザースキャナーを導入しました

みなさんはスキャナーという言葉を聞いてどんなものを想像しますか?

 ・紙や写真等をコピー機のようなものでパソコンに取り込むもの
 ・セルフレジやガソリンスタンド等でバーコードを読み取るもの
 ・病院で検査の時に使うもの

様々な場面でスキャナーという言葉は使われています。

実は測量機器でも使用するのです。

今回はこの度弊社が導入した
「3Dレーザースキャナー」
について少し解説したいと思います。

 

3Dレーザースキャナーとは?

 

3Dレーザースキャナ-とは、レーザー光を対象物に直接当てて、戻ってきたレーザー光の時間のズレによって距離を確定する測量方法を利用することができる機器のことです。

従来の方式は1箇所ずつ測量をするのですが、1秒間で数十万を超える高密度・高精度のレーザー光を当てるため、対象物を面的に測量することができるようになりました。また、写真データを利用することで色の情報も取得することができるようになりました。

この3Dレーザースキャナーで撮影したデータをパソコンで処理することによって、立体的な表現ができたり、後から必要なデータを取り出したりすることができるようになりました。

 

 

 

3Dレーザースキャナーの種類

 

3Dレーザースキャナには

 ・設置型

 ・移動式ウェアラブル型

 ・車載型

 ・ドローン搭載型

 ・ハンディ型

等があります。

 

 

 

最もよく見るタイプのレーザースキャナーはこの度弊社で導入した設置型のタイプですが、移動式ウェアラブル型は背負って使えるので障害物が多いところや森林調査などで活躍します。車載型は道路のひび割れやトンネルの壁の状態などの調査、ドローン搭載型は空中を自由に移動できるため、地形を問わず広い土地の調査で力を発揮します。ハンディ型は大掛かりな準備が必要なく使用でき、地上型レーザースキャナーで死角になった部分の補完や、細かい部分をピンポイントで調査する時に活躍します。

このように、用途に合わせて様々な種類の3Dレーザースキャナーが活躍しています。

 

3Dレーザースキャナーのメリット

 

3Dレーザースキャナーを使用するメリットはたくさんあります。

 

時間の短縮

一度に広範囲の測量ができるため、従来に比べて作業時間が短縮されます。また、後で追加必要になった測量データに関しては、従来だと追加測量のため現場に行かなければなりませんが、3Dレーザースキャナーで測量した場合は必要なデータをいつでも取り出すことができるため、再測量の必要がなく、大幅に時間を短縮することができます。

 

作業の効率化

従来に比べて少ない日数、人員で測量をすることができます。これによって生み出された時間、人員で別の作業を進めることができ、作業の効率化につながります。

 

安全に測量

ある程度離れていても測量ができるため、急傾斜地や崩落箇所、交通量の多いところなど、危険な場所に近づくことなく安全に測量をすることができます。

 

わかりやすい表現

従来の図面は2次元でしたが、3次元になり、色も付くことで写真のような立体的なデータを作成することができます。

 

データのマルチ活用

3Dレーザースキャナーで得たデータは、目的に応じて自由な位置での断面図の作成や出来形管理、3次元モデリング作成など様々な場面で活用が期待できます。

 

 

使用場所はどんなところ?

3Dレーザースキャナーを使用するメリットから

みなさん予想はついているかと思いますが、

・交差点など交通量の多いところ

・文化財など人がさわれないところ

・災害場所や絶壁など危なくて入っていけないところ

暗いところ

などで使用します。

 

 

終わりに

 

3Dレーザースキャナーのことを

少しでもご理解いただければ幸いです。

 

新技術への挑戦と
新3K(給与が良い、休暇がとれる、希望が持てる)への取り組みは
これからも続きます
(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

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