平素は格別のご愛顧賜わり、厚くお礼申し上げます。
誠に勝手ながら、弊社では下記日程を
今月のノー残業デーとさせていただきます。
17日(水)
26日(金)
終業時間は17時30分となっております。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
-NO.1にならなくてもいい
もともと特別なOnlyone-
♫豆知識のコーナー♪
5月の誕生酒はグリーンミントフラッペです。 とどのつまりは「ミントリキュールロック」なのですが、夏の夕暮れなどに楽しむのに最適のカクテルです。フラッペとはフランス語で『氷で冷やした』という意味を持ちます。原型は、クラッシュド・アイスをグラスにギューギューに詰め、中央に穴を空け、リキュールを注ぎ、ストローを立てて飲むスタイルでした。ミントのクールさ、芳香が、夏の暑さを忘れさせてくれます。カクテル言葉は【親密】です。5月の誕生石であるエメラルドを連想させる透き通った緑色が印象的です。使用するミントリキュールそのもの味になるため、自分好みのミントリキュールを見つけることがポイントです。
また、カクテル言葉が【誠実な愛】の「青い珊瑚礁」も5月の誕生酒とされています。1950年、日本バーテンダー協会主催のコンクールで優勝したカクテルで、鹿野彦司さんという名古屋のバーテンダーが創作しました。ジンとペパーミントの組み合わせで、両者の風味を生かしたすっきりとした飲み口のカクテルです。そして、味以上に評判になったのがビジュアル面でのプロのワザです。グラスをスノー・スタイルにして渚をイメージし、ペパーミントの青い海には珊瑚を表現する赤いチェリーが沈みます。グランプリ受賞当時は、やしに見立てたミントの葉まであったそうです。これをきっかけに国内のコンクールでは絵になるカクテルが流行し、また、バーにおいても戦後の第一次カクテル・ブームの引き金となりました。
ドライ・ジン … 2/3(40ml)
グリーンミントリキュール … 1/3(20ml)
マラスキーノ・チェリー … 1個
グラニュー糖 … 少々
レモン … 少々(グラスのふちを濡らすのに使用)
グラスのふちをレモンで濡らし砂糖をつけ、全ての材料をシェイクしてカクテルグラスに注ぎ、マラスキーノチェリーをグラスに沈める
5月の誕生酒はどちらもノンアルコールで楽しむことができます。ノンアルコールジンとグリーンミントシロップを使用します。ノンアルコールカクテルにおいて、ほぼ必須になってくるシロップですが、最も有名な会社はモナン社ではないでしょうか。世界中で高く評価されているフランスの会社です。1世紀以上に渡り飲料市場をリードし、現在130種類以上のフレーバーシロップを取り扱っています。150ヶ国以上、全大陸のカフェ、レストラン、バー、ホテルで愛用されており、I.B.A.(国際バーテンダー協会)などが主催するコンペティションにおいても名誉ある数々の受賞カクテルに使用されています。
5月におすすめしたい日本酒は
両関酒造株式会社さんの「純米吟醸 翠玉(すいぎょく)」です。両関さんと言えば、創業明治7年からの古い歴史を持つ秋田県の酒蔵で「両関」や「花邑」など数々の名酒を流通させ、登録有形文化財にも指定されている美しい蔵の佇まいは、県内きっての酒どころである湯沢の象徴的存在だと言われています。
翠玉とは、5月の誕生石であるエメラルドのことです。その名の通り繊細な香りと、しっとりした旨味を秘めた宝石のような美酒です。酒質は明らかに芳醇旨口のタイプですが、味わいに透明感があり、クリアで流麗、その甘みは粘度が無くサラリとして、清楚でしとやか、とにかく飲みやすいタッチです。ふんわりと優しくひろがる上立ち香はマスカットやラムネを思わせ、含み香は甘み豊かなブドウのように、フローラルでエレガントな装いです。甘美な花の蜜のような印象も微かに感じます。飲み手の記憶に永く残りそうな、派手さではない、艶やかな佇まいで全体を包み込んでくれます。現在はまだごく僅かな地酒専門店向けの限定流通品なので、北海道ではなかなかお目にかかれないかもしれませんが、地酒専門店等のオンラインショップでは比較的在庫があるようです。