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平素は格別のご愛顧賜わり、厚くお礼申し上げます。
誠に勝手ながら、弊社では下記日程を
今月のノー残業デーとさせていただきます。
20日（水）
終業時間は17時30分となっております。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
－NO.1にならなくてもいい
もともと特別なOnlyone－
♫豆知識のコーナー♪
12月の誕生酒はアラウンド・ザ・ワールドです。1960年代、飛行機の世界一周路線の運航開始の際に行われた創作カクテルコンクールの優勝作品で、アメリカ人バーテンダーの作品といわれています。上空から地上を見下ろした時に目に飛び込んでくる鮮やかなグリーンをイメージしているとされ、縁取りに添えられたグリーンチェリーは地球の象徴という説もあります。12月の誕生石であるターコイズのような鮮やかな色が印象的ですね。パイナップルジュースを加えていることで、ジンとミントの爽やかな香りに甘みを加えてすっきりと飲むことができます。カクテル言葉は「冒険」です。
ドライ・ジン 40ml
ペパーミントリキュール 10ml
パイナップルジュース 10ml
グリーンミントチェリー 1個
グリーンミントチェリーをグラスの縁に飾り冷凍庫で冷やす。
シェーカーにすべての材料と氷を入れてシェイクし、グラスに注ぐ。
ドライジン：ペパーミントリキュール：パイナップルジュース
＝50ml:15ml:15ml、
30ml:10ml:20ml、
40ml:05ml:15ml
など、見た目の割にアルコール度数が高いので、ジンなどの比率を下げたレシピが数種類あります。お好みの比率を見つけて下さい。
アラウンド・ザ・ワールドはノンアルコールでも作ることができます。
実は５月の誕生酒として紹介した「青い珊瑚礁」と使用しているお酒が変わりません。赤のチェリーが緑のチェリーになって、パイナップルジュースが増えた感じです。もし、５月の紹介時に【作ってみたよ！】という方がいらっしゃれば、ノンアルコールアラウンド・ザ・ワールドも是非試してみて下さいね。
12月は忘年会やお歳暮、お正月の準備など酒屋さんが一番忙しい時期でしょうか。お正月は新たな年の始まりであり「年神様」を迎えるおめでたい日だといわれています。年神様とは、暮らしを見守るご先祖様のことで、ご先祖様が亡くなったら、まずは暮らしを山から見守る「山の神」に、次に米作りを見守る「田の神」になったあと、年神となって新年に子孫のもとを訪れ繁栄をもたらすといわれてきました。
「御神酒」は、神と人々がともに食するために欠かせないものであり、大切なお供え物でした。神様にお供えしたお酒には霊力が宿るといわれ、そのお下がりをいただくことで１年の無病息災を願います。そのため、お正月の日本酒は、縁起の良いものや少し贅沢なものを用意する傾向があります。新年専用のお酒や、干支にちなんだもの、七福神や宝船がデザインされたものなど本当にバラエティーが豊かです。
とはいえ、神様にお供えした御神酒をいただいたり、家族や親戚、友達…と人が集まる機会等で飲む際には「日本酒は初めて」という方がいらっしゃるかもしれません。
そこで、今月おすすめする日本酒は、福島県・宮泉銘醸さんの「冩楽 純米酒」です。冩楽は、定番の「純米酒」「純米吟醸」に加え、ほぼ毎月のように季節限定品があったりと様々な種類が揃っていて、どの「冩楽」にしようか本当に迷ってしまうのですが、今回は「初めて冩楽、日本酒を飲む人」を想定して、純米酒を紹介します。
冩楽は日本酒トップクラスの人気を誇る福島県会津地方でも特に人気が高く、全国的にも有名な日本酒です。料理を選ばない究極の食中酒といわれており、すっきりとした香りが際立ちます。冷酒としてすっきり感を楽しむ場合は脂がしっかりのったお刺身や少しこってりとした味わいのものがよく合います。また、燗酒にすると冩楽特有の香り高さが最大限に活かされるため、さまざまな料理とのマリアージュが楽しめます。マルチに楽しめる日本酒なので、和も洋も、そして中華にも合う最高に楽しい日本酒です。
冩楽は、最初から宮泉銘醸で造っていた銘柄ではありません。残念ながら2009年に廃業した酒造さんで造っていた「冩楽」を、兄弟分だった宮泉銘醸が引き継ぐことになりました。冩楽はすでに地元の人たちにとってお馴染みの銘柄でした。宮泉銘醸は商標ごと引き継ぐことで、慣れ親しまれている冩楽の名を今に至るまで残したのです。冩楽は人情によって生き残った銘柄といえます。
人と人とのつながりをあらためて感じることが多い12月、年末年始にピッタリのエピソードではないでしょうか。
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